1991年 昭和大学歯学部を卒業。同年 昭和大学歯科矯正学教室に入局
1998年 ありしま矯正歯科 開業
2014年:第32回近畿矯正歯科研究会の症例報告にて優秀賞受賞。
2014年:歯科矯正用アンカースクリュー“D-PAS JP TYPE-A”開発に携わる。
2015年:アンカースクリューのセミナー講師を担当。以降定期開催。
2016年:第1回 JIOA 日本歯科矯正用アンカースクリュー研究会 学術大会の展示発表にて優秀賞受賞。
日本矯正歯科学会 認定医
臼歯部頬側のアンカースクリューを用いたシンプルな遠心移動システムとその臨床
A simple molar distalization system using anchor screws in the buccal posterior region and its clinical use.
本発表では、臼歯部頬側のスクリューと通常の頬側のマルチブラケット装置に、コイルスプリングなどを用いたシンプルな臼歯遠心移動のシステムを紹介する。 この遠心移動システムは、口蓋に装置が無いため患者さんの負担も少なく、印象採得を伴う技工操作も必要としない。また遠心移動も確実に行う事が可能である。当医院では、簡便かつ実用的なこの遠心移動システムを、6年ほど前から多く用いて臨床に活かし、良好な結果を得ている。 今回は、その遠心移動のメカニクスの詳細や調整の方法、本装置による歯の移動様式などを実際の臨床例と共に紹介させて頂く。